top of page

鳥海山大物忌神社蕨岡口ノ宮

●国指定史跡鳥海山の区域
 社殿は国登録有形文化財

神社・仏閣 等

​​​

鳥海山大物忌神社

隋神門

蕨岡口ノ宮 本殿

 鳥海山大物忌神社は、山頂の「御本社」と山麓の「吹浦口ノ宮」「蕨岡口ノ宮」の3社からなっている。蕨岡口ノ宮の本殿は安政2年(1855)に焼失。明治29年(1896)に再建された。

鳥海山 龍頭寺 (ちょうかいざん りゅうとうじ)

●国登録有形文化財
鳥海山 龍頭寺

 真言宗智山派(総本山智積院)。寺伝によると平安時代前期大同2年(807年)慈照上人が開創とされている。往古は十一面観音を本尊として松岳山観音寺光岩院と称し、松岳山観音堂衆徒三十三坊の別当学頭として鳥海山大物忌神社の祭祀を司った。

大物忌神社仁王門(隋神門)から移された仁王尊像の股くぐりをすると、無病息災や、はしかが軽くすむ等の利益があるとされている。

 平成27年11月に本堂、開山堂、観音堂が国登録有形文化財に指定された。

下居堂(おりいどう)とトチノキ

●トチノキは遊佐町指定天然記念物
下居堂とトチノキ

 鳥海山頂に祀られていた鳥海山の本地仏薬師如来を、冬期間安置していたお堂。 トチノキは根回り4.95m、目通り幹囲4.2m、樹高25m。

荘照居成神社 (そうしょういなりじんじゃ)

●遊佐町指定有形文化財
荘照居成神社

 天保11年(1840年)の三方領地替騒動(庄内藩が越後長岡へ、越後長岡藩が川越へ、川越藩が庄内に)において庄内藩の転封阻止に尽力し、後に伊勢桑名藩松平家に幽閉され非業の死を遂げた、時の江戸町奉行 矢部駿河守定謙を祀る。弘化3年(1846年)地区民の発願によって建立。

 毎年10月2日荘照居成祭が行われる。

松木塔 (まつのきとう)

●遊佐町指定有形文化財
松木塔

 杉沢熊野神社前熊野橋の近くに別当坊の墓地がある。その中に建っている板碑で、別当坊22代示珍によって室町中期の永享5年(1433年)に建立された。

 昭和34年、杉沢福應寺住職 那須坦道師によって陽の目を見たもので、法華経を世間に広く信心させることを願い、そしてその維持に充てるため松林を造った植林記念碑である。

子安神社 (こやすじんじゃ)

 上寺住泉坊の氏神様。安産と立身出世の神として祀られている。

住泉坊は奥州の豪族 安倍頼時の末裔といわれ、代々鳥海山大物忌神社の別当をつとめる家柄であった。明治時代に活躍した鳥海時雨郎は、本町が生んだ最初の衆議院議員で、日向川の洪水救済事業や鳥海公園の時雨郎沼堀起事業など、各種の慈善事業をおこない住民の救済に努めた。また、後に衆議院議員や蕨岡村第4代、6代村長の鳥海哲四朗も同家の出身である。

古四王神社(きかずさま)

子安神社
古四王神社

 自然石をご神体として祀っており、このご神体を運び出して庭石としたところ、家人みんな耳が遠くなり、ご神体を元に戻したら耳が元通りになったという伝説がある。町内には古四王神社がいくつもあるが、共通することはきかずさまとして呼ばれている。古い木のお椀が耳の形に似ていることからさげており、耳の神として多くの信仰をうけている。

文殊様

 平津山の岩場に祀られている高さ1.5mの文殊菩薩坐像。

知恵をつかさどる仏様として、学業成就を祈願する多くの参拝者が訪れる。

文殊伝説

 当地がまだ海辺であったころ、文殊像は大きな岩の上に安置されていた。いつの世にか岩が風化し崩れ落ち、砂の中に埋もれてしまった。明治期、隣村の上吉出に住む池田熊吉という怪力の若者が平津から帰る途中、頭の形をした不思議な石を見つけ、懸命に掘り起こすとそれは見事な石の文殊様であった。驚いた熊吉は何かの縁と、肩に背負って現在の平津山に祀った。

文殊様

金刀比羅神社 (ことひらじんじゃ)

 御祭神 事代主命(ことしろぬしのみこと)。

 天狗森の岩上に祠を建て信仰されてきた。永正年間(1510年前後)に新たに天狗森の岩下に社殿を建立。寛永17年(1640年)四国讃岐の城主 生駒高俊が出羽の国矢島に国替えを命じられたとき、金刀比羅大権現の御徴を納められた。現在の社殿は、山崩れにより埋没した社殿を大正10年4月に復興。海上安全・大漁満足・五穀豊饒・家内安全・交通安全・縁結び等、飽海の金刀比羅の宮として崇敬されている。

金刀比羅神社

扇宮八幡神社 (おおぎのみやはちまんじんじゃ)

扇宮八幡神社

 御祭神 天照大御神、応神天皇、神功皇后、食物神、菅原道真公。創始は康年5年(1062年)源義家が前九年の役で安倍貞任討伐の時に豊岡に御陣を設けて凱旋し、山城の国(京都)の石清水八幡大神の御分霊を講じ、迎え入れたときからと伝えられ、古来、豊岡の里の守護神、厄除け開運の神々として崇敬されている。

三吉神社 (みよしじんじゃ)

三吉神社

 さんきち様として親しまれ”福は内オニも内” 洪水から村を守ったオニ神様を祀る。

ちぎり絵 石辻のオニ神様 

 平成24年に「みわの会」と「ゆうとぴい」が共同制作した紙芝居を、ゆうとぴい10周年記念誌として平成27年に絵本で発刊されました。

※みわの会

  地域に伝わる話しを紙芝居にする為に結成された

  同級生二人の会

※ゆうとぴい

  社会福祉法人遊佐厚生会 多機能型事業所

bottom of page